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2012.01.25 仁淀ブルー
いつかのNHKの番組で 仁淀川/高知県 についてやっていた。
仁淀川は現在では日本で一番きれいな清流だそうだ。
少し遠回りになるが高知県から愛媛県までの移動途中、峠越えを選び「仁淀ブルー」を探しにきた。

川に併走するように道は進む。車一台分の道をきをくばりながらのぼっていく。

人里乏しくなるにつれて、本当に仁淀川は蒼く見えるようになってくる。


仁淀ブルー
深い蒼。透明度の高い蒼。緑の混じった蒼。蒼の瞳色。蒼の洞窟。
宝石でたとえるならブルートパーズのスイスブルーカラーといった所か。
酸素の含有量がとても多いためこのように見えるそうだ。

雲が寒風山にあたり雨を降らし木々が浄化し伏流水となり、あるところから流れを形成して川になる。自然が与えてくれた恵みを大切に使わせて貰う人間の姿勢も相まって「仁淀ブルー」になるのだ。
そういった事を考えると、この水は混じりけのないムクではなく、人間はじめいろんな要素が関わり合い偶然にできた産物なのか。

そうブツブツ考えているとちらほら雪が降ってきた。
高知の志、坂本竜馬もこの「仁淀ブルー」のように多くの要素を育み清らかで大きな思想を固めたのだろうか?
2012-01-22 11.56.53 
高知県仁淀川町にて
清水






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1月21,22日高知にて展示会を行いました。
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初めてお目にかかれたお客様。なじみのお客様。 雨の中でしたが多くの方に来場いただきました。

250平米の会場に、古美術とジュエリー。

今年も何かおもしろいものを揃え楽しんでいただきたいとイタリアより持ち帰ったものがなんとか間に合いました。

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また、円高還元にて少しでもお値打ちの価格を発表し講評いただきました。

お帰りには弊社取り扱いの CEYLON KANDY TEA をご用意致しました。

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年に一度の展示会は無事終了致しました。

お世話になった方々に感謝申し上げます。

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サロンドアリカロゴ











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2012.01.13 帰国の途中
ミラノにて2日間の仕事を済ませ、帰国の途中である。
いつものように時差に悩まされながら日記を書いている。

今回の渡欧もバタバタと精力的に動き回りあっという間に帰国となった。
その間、「ランチはどうだディナーにいくぞ」と毎日暇がないほど誘ってくれ本当にありがとうございました。



私は、朝から晩までなにかないかと歩きに歩く流儀にしている。
コツコツと一つずつ実際に自分で着けてみて閃いたら手に取り、悩んだら時間を空けてまた訪問をする。
そんな繰り返しの作業にて、靴がボロボロになるまで歩いて悩んで。自分にはそれが向いている。
「トランジットの際写真に写したBRUNO MAGLIEのブーツももう捨ててきた(笑)。」

作家も悩んで悩んでようやく仕上げる為、こちらもそれ以上に背筋を伸ばさなければ品物に負けてしまうのだ。
お客さんには高い買い物をしていただくのだ。
それ以上の努力は必然だ。

今回は、ミラノで/イタリアにある世界有数のブティック通りにショールームを構えるメーカーともうまく話ができ今後に期待できる新たな成果も見つけれた。
びっくりする程のダイヤモンドも、展示会で登場することでしょう。
素晴らしいルビーの作品群も登場するでしょう。

2012年初めの仕事はとても満足いくものとなった。

こんな素晴らしい日々を過ごせるのだ。いつものように出会いに感謝する。
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いつも出張に出るとランニングシューズをもって来ます。

忙しくてもその街を知るには一番だから...

セッセとカメラかついで歩いています。

因に、ムレスナ紅茶は必須アイテムです。大事な商談の時には、平常心に戻してくれます。


イタリアの炭酸要りの水にて水だししてのんでます。まあ、紅茶のこの味はイタリアにはないので...
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今イタリアは、ユーロ圏の経済危機国の一つに挙げられている。

小売店の脱税で税収が入らない...
小売店の脱税が一般化しそれが国の経済を圧迫しているのだ。

小売店では、ものを買うと税金が21%のし掛かってくる。
我々の外国人は国を出る際手続きをし返金してもらえるのですが、イタリア人はこのVITを払わない事が多く。
税収が入らないのだと言う。
スリランカ時代に同じ話を聞いたが、先進国イタリアでもそうであるとは...

その為に昨年末から政府が個人の買い物を管理し10,000ユーロ以上の買い物はクレジットカードを使わないといけなくなったとのこと。また、国民も銀行から1,000以上お金を出す際には利用目的を問われると言うのだ。

ちょっと笑わすような話。

しかし、現実には厳しく。国民は散財を控え。倒産する小売店が増えている。

街中は物が売れず50%offのセールのふだが並んでいる。
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シチリア島と聞いてピントくるひとは多くないかもしれません。長靴の形をしたイタリア半島の爪先に当たる所にある島。
太陽と海の恵みをふんだんに受けたこの町は衣食住が事足り、長い歴史からの文化の混在が独自の雰囲気を醸し出します。

明るい!
1月のこの時期でも15℃。太陽が強く、光が明るい。そのせいか人柄特に明るい。長旅に疲れるとこの町はかなりのありがたい。
私のイタリアの父ファブリチオさんはこのまちにいます。この町に来ると力が抜けて夜寝込んでしまいます。


長い!
どこでも列がある。
住人も待たされることに慣れているのか当たり前のかお。
またここでも横入りや縦列からのカットインも多く、しまいには団子の無政府状態?が当たり前の話となっている。

例えば...空港のチェックイン。
ずーっとまたされるのだが係員も他人の話の構えで陽気に隣人と雑談。日本では考えられない事だ。
今回は国内線出発の2時間前に空港についたが、もう少しで乗り遅れることになるとはなんとも気分が悪いもんだ。
トイレの列も半端ない!
皆ぶつぶつ言っていると、中から何食わぬ顔にて従業員が出てきたりするのだ。

濃い!
シチリアの食べ物は濃い。
ワインも濃い。パンも塩味が強い。オリーブオイルもかなりのもの。
特産のスイーツもちょっと甘いし色がどぎつい。


しかしシシリアンに云わせるとたのまちが美味しくないのだとなる。(笑)
確かに前菜のブルケッタはこの町のものが一番うまいと言い切れる。


おしゃべり好きな彼らと、海の青、オレンジの黄、新緑の緑は我々の心を魅了してやまないのである。

機会があれば、脚を伸ばしてみてください。

ボン ボヤジョ シチリア!




ベネチア駅から水上バスで移動。ちょうど晴れた日であったのでとても気持ちが良い。




このまちにて工房を営む友人を訪れた。


ヴェネチア近郊は古くから独特の宝石があります。(参考 http://alika00.blog86.fc2.com/blog-entry-79.html )




現イタリア首相MONTTI氏の奥様も彼のネックレスがおきいり。(雑誌、新聞の切り抜き)


イギリス王室のプリンセスケントさん(雑誌の切り抜き)

細かいヴェネチアンワークは、製作に3カ月掛かる。
注文は1年先までぎっしり。ALIKAにもVIPモデルを製作いただきました。

途中ランチでは、ライオン族なのとお話しされる年配女性を紹介され御一緒いたしました。後々聞くと、ヴェネチア王室の末裔様であった。


色々と、楽しい話に花が咲き夕暮れになり出発の時間になりました。



ヴェネチアまできて良かった。と駅でボーッとしているとガサゴソ....?!?スリが私のカバンを漁っているっではないですか。

これが観光名物の一つヴェネチアのスリ。
私も力は強い方なので...

ミラノ迄の電車は、最悪にも2等しか空いておらず、隣では大声で電話しているは、目の前ではカップルがだきあっているし、上からスノーボードが落ちてくる。

トホホで終わった今回のヴェネチアでした。
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いつものようにMALPENZA空港(ミラノ/イタリア)から旅は始まる。


この時期は夜が長く、もうすぐ朝8時とういうのに薄暗い。
ちょうど、コモを左に走るシャトルのなか、真っ赤な朝焼けにあい2012年の仕事始めを誓うことになる。

ミラノセントラーレ駅(MILANO C.L.)に到着。
ムッソリーニ帝国時代の傑作である。

フィレンツェ/イタリアには電車で1時間半程するとフィレンツェ、サンタマリアノヴェッラ駅(Firenze.S.M.N)に到着。
フィレンツェ/花の都
メディチ家のもたらした芸術開花は、この街を中心にその昔とざされていた文化が花開くように広がりを見せる。



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思惑が外れ、香港でのトランジットタイムが6時間。


これは、ブログの絶好の時間とうろうろネタサガシしましたが、新年早々の風邪がたたりダウン。


ほとほと座り込んでいると、少し旅行気分でハイになった中国の方々が中国語ではなしかけてくれます。

○△×○△×○△×。

ンー。。。

○△×。ンー。。。○△×○△×!

そんなに声をかけてくれなくても...

確かにうえはユニクロで味気ないですが...それが何かしら?

JPNのマークが入ったマサ斉藤のリングパンツでもはけばわかってもらえるのかー。

プンプン( ̄▽ ̄;)

気づけば周りにヒッピーみたいなのが集まってる...

ちょっと移動しよう。

続く
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謹んで新春のご祝詞を申し上げます
幸多き春を迎えられたこととお慶び申し上げます


旧年中は、未曾有の災害の中『絆』の気持ちで日本らしさが改めて大事であると思われました。
その気持ちを大切に今までご指導ご鞭撻いただけた事に心からの気持ちを表し、引き続き「感謝」をいう言葉を大切にしていきたいと思っております。

世界は広く、驚くような秀作や見たこともない逸品がたくさんあります。
作り手が大切にしている思いや背景の歴史 希少な宝石などとの出会いなど携わった者の気持ちが奇跡的に合わさって出来上がる芸術品を求めて行きたいと感じております。
また、昨年度改めて京都の食に触れもっともっとその奥の深さを探求していきたいと感じております。

今年もなにか面白い事探していきます。

本年もよろしくお願い申し上げます。


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