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2011.10.28
ナポリの桜を想う

春のナポリを旅する機会を得た。
この地区は、貝に彫刻をする宝石(カメオ彫り)工芸が19世紀にイギリスに広まり有名となった。
カメオを見つける旅。何とも優雅な響きか?
しかし実際は、時間に追われ時差にやられてどうにもならない。少しばかりの贅沢は、朝5時に起きて街をジョギングすること位か。
ナポリの友人と街を歩く。
友人は相当なおぼっちゃまである。普通は緊急車以外は立ち入れないところも、通行許可書を持っている。資金力と政治力はこの街では絶対の力を与える(笑)。
坊ちゃんとサンゴと真珠の歴史を学ぶ。
1900年より神戸とナポリは文化的に友好関係にあり、日本から土佐のサンゴ、御木本さんの養殖真珠。その他ジャポニズムに沸くヨーロッパでは多くのMADE IN JAPAN がにんきをはくした。
NHK朝の連ドラ「カーネーション」のコシノ3姉妹のお母さんは大正2年生まれとなるからそれより前の着物の頃の話である。
桜もその頃SAKURAとして伝わったとのこと。
3月、ナポリの街はピンクの旗を立て「IN THE PINK 元気で調子がいい」とSAKURAをねぎらう。

SAKURA PENDANT

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