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フィレンツェからの贈り物

今日は一つの私がとても心動かされた作品を紹介します。

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これは、個人蔵の作品でイタリアはトスカーナ州の紋章を手作りで作り上げたものです。大きさは高さ8cm横5cmほどの大きなものです。
この持ち主は、ご自身の誕生日の記念にデザインから全て作家に任せ注文をだしました。

唯一の条件は、自分の誕生日に着けれるように間に合わせる事。

そして先日、約束に間に合うように日本に到着しました。


●紋章について
これはユリを形どった紋章。
かつてルネッサンスと呼ばれ近代美術の石づえとなった芸術活動の始まりの街であるフィレンツェの栄光とその当時の栄華を極めた美術を示すもの。
当時のフィレンツェは、メディチ一族が銀行業で財をなしその多くを美術に費やした。(その多くはウフィツィ―美術館に納められている)
そして、その金を諸外国に貸していた。
当時、派手やかに金を使い込んでいたフランス王国ブルボン家にも多くの金を貸し込んでおり、その肩代わりにブルボン王室の象徴であるユリの紋章を取り上げた。というのがこの紋章がトスカーナにきた起源。

しかし、この百合にはおしべがしっかりありこれから花が咲く事を表している歴史とうりこの街から芸術は始まり、繁栄をしていったというものです。

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●ここがマル
このペンダントには大きなダイヤモンドととても貴重なガーネットが付いている。どちらもとても価値のある物であるが、変に宝石が目立っておらずむしろあるべき所にデザインされた形となっている。
そして、花弁を表す部分にはフィレンツェの工芸のエングレービングにてその立体的に花被辺まで表されている。
この技術は金属を火にあて溶かし、枠に流し込みデザインを作る現代の主流の量産方法ではなく、完全にのみで削っていく技術故、このように細かい表現や削りの角度などは同じものが二度と出来ない相当熟練した職人の作業である事。
PONTE.jpg 
粋にも誕生日に間に合うように一番に取り掛かり仕上げた作家の思いは、間違いなくご注文者様のお誕生日を盛り上げるだろう。
これから花が咲くこのモチーフのようにおしゃれでいつまでも向上心をもたれなんでも楽しめる所有者様のお心持用にぴったりの逸品となるでしょう。

本当にこのプロジェクトにたづさわれてよかったと思えた瞬間でした。

以上
S


フィレンゼ サロンドアリカロゴ 



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