TANZANIA NEW MINE
- 2016/01/11
- 19:30
スリランカより帰国しました。
以前友人がコロンビア産のエメラルドが異常なほど高騰していると騒いていたが、今回スリランカでブルーセイロンは私の知る価格の2倍以上となって取引されていた。
日本で有名となっているサンゴの価格上昇と同様に、CHINA MONEYのインフレが引き起こした現象であるとの事。
日本で有名となっているサンゴの価格上昇と同様に、CHINA MONEYのインフレが引き起こした現象であるとの事。
特にスリランカでは、定期借地権にて空港からマータラまで南北につながる高速道路を中国の資金で作ったおかげで、山盛りの旅行者が鳴り物顔でくるのだそうだ。
今建設中のホテルも7つ星で、超高級のホテルラッシュがここ3年くらいで起こる。
内戦が終わった数年前にこのような発展は誰が予想しただろう?
ところでここでアフリカの宝石商と知り合いました。
アフリカは云わずと知れた、GEMの宝庫です。
AFRICAN MINERAL
あまりに美しいものであったので取り上げてみたいと思います。
NEOPROTEROZOIC MOZAMBIQUE BELT
ケニヤからタンザニア、モザンピーク、マダガスカル島にかけての一帯はCOLOR STONEの一大産地で現在世界で最もRICHは未開のベルトと言われています。
このベルト地帯の一部のタンザニアにて始まったNEW MINEにて採取された新たな希少ガーネットをご紹介します。
RHODOLITE GARNET(ロードライトガーネット)
ガーネットはそもそもいくつかの特異な色目をしたガーネットでこのロードライトも成分にマンガンが多いパイロープと鉄分が多いアルマンダイトのMIXで当初はだれも手にしなかったそうです。
タンザニア紫がかった強い色目は VIVID RASPBERRY RED とよばれ、反射指数が高いことからとてもよく光り赤と紫の光線が何とも言えない印象を与えます。
このルースはタンザニアの新しい鉱山より出土したものだそうです。
アフリカにもどんどん資本が流れ、新たなものが登場するのが楽しみです。


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