初中国深川工場

そうこうしているうちに工場到着。 

工場内は、血ナマコになって製作する若者であふれっている。

ここの従業員は、皆貧しい地方の出稼ぎ。
皆やる気にあふれ従順である。

【この町は、金属加工の盛んな街で、解体や製造、精密機械を一手に引き受ける工場団地。

かつては街の中心にて行われ、有毒の工場用水を垂れ流ししていたため川が汚染んで白く濁り、鳥や魚が大量死し中国政府がひた隠した街。

現在その中心は、街の中心から北部に移動している。】

 
彼らの目を見ていると
「いつかはランボ・ディアブロを買うぞぃ」という気持ち感じる。

彼らのぎらついた目はなんて素晴らしいのであろう。。。
左写真）研磨中写真

今回の私のミッション。
イタリア製ではネックレス留具が付けにくいとのお客様の申し出が多く、弊社オリジナルの製品を設計製作すること。
そして、宝石の高級箱を製作することであったがこの”いつかディアブロ君達”がなんとかしてくれそうである。
頼もしい...

これが中国の成り上がりの現実
しかし、このディアブロ魂君たち、この後たまたま居合わせたエレベーターの中で、皆煙草を吸い吸い出す始末(笑)

日本に居ると当然の事のように思える常識や習慣は、国境をまたぐと全く違ったものにとって代わる。
今、日中で起こる文化摩擦もこうして訪問すれば、理解と改善をしやすくなると思われる。
もっと、もっと日本は海外を知る必要がある。

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