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円熟味の増すカメオ


6月にドレスのジューンブライドは、長雨など関係ない高緯度の国でのお洒落な催しなんだろう。


日本ではこの時期は花束より長靴。海外から注目されているというから文化は環境で作られるのだと思う。



そう文化といえば、宝飾ではカメオ。今回はALIKACOLLECTION のコレクションからご紹介しましょう。 







Fine  Collection


K18YG.D.CORAL “ “SAPPHIRE Broach


MANETTI Firenze 





ストーリーがあるモチーフや落ち着いた色目は、上品で美術的要素強く知的な印象を与える。
 皇室雅子妃など、行事の中でカメオ彫ブローチを見かけることが多い。
 本人がお好きであるという事だが、落ち着いた光と目鼻立ちがはっきりした妃に良く似合っている。

 

豊作を表現する三面のカメオ




こちらはサンゴにカメオ彫を施したブローチ。 


フィレンツェの名工ジョバンニマンエッティ作の品物。
真ん中には微笑みを浮かべた男性三人が施される。珊瑚はサルディニア海にて採取された物。



周りに彫金はフィレンツェ彫にて細かな部分迄表現されている。繁栄を示すブドウの蔦がセンターの彫刻を覆い。6石のサファイアと6石のダイヤモンドが向かい合ってセットされている。



ちょうどこの枠は日本でよく見かけるシンプルな枠とは様子が異なる。

 


ウフィッツィ美術館の豊かな色彩で描かれた板絵を思い浮かべる。枠にまでこだわりを持って加工される。





『トント・ドーニ/ミケランジェロ・ブオナロッティ作』


フィレンツェウフィッツィ美術館所蔵





木製額にも絵画を引き立たせる彫を施したにはミケランジェロと言われているが、今でもこの作風はフィレンツェの彫金でも表現方法として残っている。 




宝飾品は円熟する



こうして作られた作品は、ブローチ&ペンダントとして何代にもわたり使われていく事になる。


顔近くもあるカメオ彫のブローチを見せつける様に胸元に施す貴婦人もいる。
流行りの服飾に合わず、ある家庭では壁を飾るオブジェとなるかもしれない。
しかし、所有する事で豊かな美術品はその環境で円熟を増し、身につける人を成長させひととなりを示す意味をなす。




文化は環境で作られるのだ。










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