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20年続けてわかった!海外で宝飾リフォームオーダーをする10の良い部分と悪い部分

Ciao !


今年は新春より雪山に出かけていました。

素晴らしい天気に恵まれスノーボード。


何年ぶりでしょうか?


はしゃぎすぎました。腰~(汗

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田沢湖スキー場 /CANON EosR6 RF24-70mm


今年も『The Royal Order Fair』始まる!


『The Royal Order Fair』(本企画内容は、
ALIKACOLLECTION OFFICIAL BLOG  を御覧ください) という名前でイタリアが中心となりますが、海外にてお客様のフルオーダーや宝石をあづかりリフォームオーダーのお手伝いを20年行ってまいりました。



 やっぱり、従来のありきたりなデザインではなく、海外の工房で自分の好きなデザインを注文できれば最高ですね。


今回は海外で宝飾品をリフォームオーダーをする上で10点の良い部分と悪い部分とをお伝えします。



instagram alikacollection_jp より






① 海外の工房で宝飾品を作るも挫折の日々


海外の方が着物を着ているの姿を見かけます。

京都出身であるので子供の頃から着物を身近に見てきた私からすると、彼らが裾が短かったり左前であったり。

そもそも白人の足の長いかっこよいスタイルが着物姿が和着物に馴染んでいるものからすると違和感を生みます。


着物の色彩感覚は自国にない日本独特のもの。


日本の文化を欧米にて表現するジャポニズムと呼ばれる彼らが考える和洋折衷はどことなくむず痒くなる部分がある。

また、日本の着物からインスピレーションを得て有名ブランドが着物からデザインした洋服もどことなくとっつきにくいのは、やっぱり日本の着物は日本の気候や食べ物、環境が作り上げたもので、オリジナルにはオリジナルの歴史があり、どこまで新たなものを考えても模倣ということになるからだと思う。



ヨーロッパを仕事で歩くと、美術宝飾文化がより強く反映される西洋の宝飾デザインに関心と尊敬を強く感じます。

その国や街でしか作り得ない物作りなど、今日本で見かけるやデザインや色使い、宝飾品に使われる名前まで由来は欧米
にあることが多い。


そういったものの本質にすごく興味をかんじてきました。


私事ながら…

2004年頃。
スリランカ民主社会主義共和国にて良質な宝石獲得し輸出するべく駐在していた。
安価で手に入る良質な宝石をできるだけ安くお届けしたいと、ALIKACOLLECTIONのオリジナルブランドを作る工房をスリランカ人の職人15人とともに立ち上げた。
彼らとは息もあったし、朝から晩まで必死になって作りたいものを伝えた。
彼らはそれなりに上手くデザインを作れた…
何度も何度もやり直したがしかし何かが違うと感じて製品化を諦めた。

スリランカには素晴らしい天然鉱物が安価で手に入る環境ではあったのですが、スリランカの人々が作り出すものにはなんとなく馴染みのある西洋美術宝飾にある美術性がないと感じたのです。

宝石の色彩感 
メレダイヤモンドの大きさの選定 
小さな宝石留めの処理や細かい加工のズレなど。

私は西洋美術宝飾に当然備わる意識をスリランカ産に宝飾品に求めていたからでした。

それ以降は、スリランカでの製作から撤退し最高の宝石だけをお客様にお届けするようになりました。

15年以上経過し当時のことを振り返ると、価格を抑えることだけを重んじるのではなく、
大切なデザインの部分(西洋美術デザイン料もしくは物価の違いとも言えるかもしれません?)を重視した輸入や宝飾文化を感じる商材の発掘はALIKACOLLECTIONのポリシーとなっています。



② 西洋美術宝飾は西洋人のものだ


 熱帯雨林気候下で、4つの宗教で入り混じり、手でカレーを流し込む食事のスリランカにはとても美術宝飾の文化を根本から伝導する事はできなかった。

生まれた頃から色彩とふれあい、四季の中で服飾を楽しみ、食事も色々楽み、多くの調度品に囲まれた家に住む。 

衣・食・住。
西洋文化に囲まれて生きてきた人たちの作り上げるものは、個人で学んだ技術や美意識だけでは追いつけない遺伝子レベルの才能が身についていると感じます。

言い換えると運動選手で言う身体能力やノーベル物理学賞受賞者の知力IQのようなものだ。 

もともと生まれつき身についている知識やセンスまでも、西洋美術宝飾のデザイン力やもの作りに関しては西洋人のものという根本的な事情がある。


西洋のデザインは西洋の中でしか作り得ないと思っておりオリジナルを楽しみたい方にはオリジナルを輸入するしかないと提案します。


③ 日本ではプラチナ製宝飾品の要望が多い

イタリア製宝飾品はプラチナ素材は殆ど使われない。(以前のブログ参照)
街を歩いていてもプラチナ製品に出くわすことは稀で見つけるとフランス製の輸入物であったりします。

イタリア産美術宝飾は18金(純金である24金に25%の異鉱物を混ぜる)にて加工が行われます。(14Kや9Kも存在しますが ALIKACOLLECTION では取り扱いしません)
イタリアのゴールドスミスは、”軽くて強く資産性のある金製品”を”歴史の浅く柔らかいプラチナ製品”に変える必要がなかった。

一方日本では未だにプラチナ製となると高価で上質であると思われている方も多い。
もちろん間違いではないのですが、プラチナでないと買わないという方には、だいぶ18金ホワイトゴールドの製品は日本にも浸透しましたが、リフォームを提案する際に理解いただけない部分となっています。


④ 海外で宝飾品リフォームを行う良いところ

1.デザインが美しい。   
ヨーロッパのデザインができるまでの歴史が古く、よく見かけるモチーフはかなり長い間存在している場合が多い。そのため洗練されておりすぐには真似ができない。

2. 長く使えるデザイン性
流行り廃りを追いかけすぎない海外の国民性はコンサバである。
その土地に伝わるデザインは数100年経っても同じように作られている。長く所有していても飽きが来ないデザインが海外でのオーダーの醍醐味の一つ。

3. 宝飾品が、使う毎に自分の生活にあい変化する。

海外のデザインはなかなか同じものに出会わない。職人がお客様の宝石に合わせてデザイン提案する。
故に、唯一無二の作品となるの。
出来上がりのものは手作りであるがため、角が尖っていたり、分厚すぎたり、人の手が入って作り上げられた物。 身につけて行くことでより丸くなり、必要な部分は残り不必要な部分は削られていて完成度がましてゆく。
特別な逸品は貴方様とともに成長し完成度を増してゆく。 

4. 海外でのオーダーメイドであることが誇り

母親が長年コレクションしてきた宝飾品を見るとその時代の好みや色彩がわかる。
この宝飾品はあのときつけていたとか、大事な勝負の日にはこれだったななど楽しいものです。
たとえ誰かに譲る際にも、自分の大切にした思い出が見て取れる手の混んだ海外でのフルオーダーんのこだわりは、高価なダイヤモンドにも負けない大切な贈り物となる。

5. 製作者の事がわかり、間違いがない

手術をする前に担当医と打ち合わせをするように、デザイナーや職人とお話することでデザインの本質を知ることができます。
何年後かに再び再開する際の喜びが湧く。
一からもの作りをすることで、宝飾品を通して通じ合うものが生まれます。そういった関係を楽しめいつか作家が来日の際にはお会いできるようにお声がけいたします。



⑤ 海外で宝飾品リフォームを行うと問題になるところとAnswers


1. コミュニケーションがうまくとれない。

もの作りは作家の人柄や感覚によって初めの打ち合わせと出来上がりの違いができてくる。この部分は作家が良かれと思い手を入れるのですが、『The Royal OrdarFair』では初めに打ち合わせた図面の通りお作りいたします。

Ans-20年のキャリアがある営業スタッフがお客様に変わってデザイナーと打ち合わせをいたします。 また、ZOOMにてその打ち合わせにも参加いただけます。

2. デザインがわかりにくく?出来上がりが不安。


イタリア人は、ウインドウショッピングが大好き。気にいると店に入り道草。
試着して着回して何も買わずに悪びれる様子もなく「あばよ、CIAO!」的に店を去る。 
彼らは流行りものには敏感であるが、良いものを誰がなんと言おうとも良し!とする個性は自分の好みを知っているからできることで日本人と少し国民性が違う。 高価な買い物をする際にも、今後数十年行うリフォームオーダーも間違いのない選択を判断早くさらっとする。

Ans-『The Royal Ordar Fair』の期間は沢山のサンプル輸入しております。
そのサンプル見て長年リフォームに携わってきた営業員がお客様に丁寧にわかりやすく説明いたします。 

3. デザイン細かい要望が聞いてもらえない?


Ans-事前のヒアリングからZOOMにて打ち合わせを行う事により、細かい打ち合わせや変更も対応いたします。

4. 宝石を預けて大丈夫?


Ans-取引先や代理店は皆一流の宝石店にてその名にかけても間違いが起こらないようにいたします。
打ち合わせの内容をオーダーシートに細かく記載し間違いのない制作を行っております。
宝石には保険もかけます。
20年の実績の中で石がなくなったということは一度もございません。

5. イタリア人はいい加減で調子がいい?


よく靴を買うと、箱の中に左と左の靴が入っておりお金が帰ってこなかった等の笑い話がありますが大丈夫でしょうか?

Ans-日本の商社が入り国外に出国する際にも税関に事細かく申告するゆえ間違いは起こりません。
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