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2021.08.07
お母様の形見のエメラルド
はいこんにちは、
内部膝靭帯を怪我しちゃいました。汗💦

皆様すいません早く治します。
さて今日もフィレンツェより届いた傑作をお伝えします
エメラルドのリングをルネッサンス様式にて加工いたしました

素晴らしい色のエメラルドを基調としたリングでございます。
やっぱりエメラルドの色は青竹のようなグリーンかつブルーのこのような色は美しいです。
この色に対してルネッサンス様式のイエローゴールドは最高に相性の良い地金の色となっています。
風呂敷にいただいたままもう10年も金庫の中にあった

お母様が使われていたエメラルドのリングを見せていただいた際には、風呂敷にいただいたままもう10年も金庫の中にあったとの事でした。
お母様よりいただいたバケットカットのダイヤが取り巻く。
かつての宝石屋さんがいわゆる“プラチナ製ダイヤ取り巻きエメリング”
と言われる物。
高価であった事はわかるがデザインが … でした。
そろそろデザインを変えてみたい
デザインを変えたいが、今までと同じ様なものに大金を叩くのであれば、新しいブランド品を買った方がいい。
大切な贈り物は金庫の中で忘れ去られていた…
全部のダイヤモンドも使って作り替えたい
以前のリングに使われていたバッケットカットのダイヤモンドも全て使って作り替えたいというご希望。
ZOOMにて打ち合わせをイタリアサイドとお話しし、この様なデザインとなりました。


バケットカットのダイヤモンドはリングの側面に配置され、とてもドラマチックなデザインとなってます。
フルオーダーとは
実はこのお客様の希望を叶えるべく…
イタリアの彫金家にダイヤモンドが指の当たる位置やダイヤモンドが美しく見える設置レベルと留め方等幾度となく口論となり…
終いには
dimannging man `要求ばかりの‘男‘
俺のところで注文を受けず他で作成してくれ!
とまで言われてしまいました。
長年の友であるイタリア人の彫金家の職人さんですが、
いい加減には仕事請け負えないので、何度となく注文を確認し、ぶつかります。
フルオーダーは今までにないデザインの提案となるので、よくこういう事になります。
しかし、私の親が亡くなった際に一番にお悔やみを送ってくる程の付き合いです。
アリカコレクション以外でこの様な関係を築けている所はないでしょう。喧嘩してもわかってくれると信じれる友です。
だから我々は、日本の最高峰の小売店やお客様にも胸を張ってお薦めできるのです。
なるべくして出来上がるデザインのマジック
お母様が使用していた宝石がうまい形で新しいデザインにマッチした最高の仕上がりとなりました。
何もかもがうまくいく
そういうものは、
やっぱり偶然の産物であったとしても何かなるべくして出来上がった感じがこちらとしても嬉しい。
長年風呂敷に巻かれて使われなかった形見のエメラルド。
デザインが変わった事でまた出番が回ってきそうです。
しっかりこれからも新しいご依頼主様とともに素晴らしい思い出を作っていっていただきたいと心から思います。
内部膝靭帯を怪我しちゃいました。汗💦

皆様すいません早く治します。
さて今日もフィレンツェより届いた傑作をお伝えします
エメラルドのリングをルネッサンス様式にて加工いたしました

素晴らしい色のエメラルドを基調としたリングでございます。
やっぱりエメラルドの色は青竹のようなグリーンかつブルーのこのような色は美しいです。
この色に対してルネッサンス様式のイエローゴールドは最高に相性の良い地金の色となっています。
風呂敷にいただいたままもう10年も金庫の中にあった

お母様が使われていたエメラルドのリングを見せていただいた際には、風呂敷にいただいたままもう10年も金庫の中にあったとの事でした。
お母様よりいただいたバケットカットのダイヤが取り巻く。
かつての宝石屋さんがいわゆる“プラチナ製ダイヤ取り巻きエメリング”
と言われる物。
高価であった事はわかるがデザインが … でした。
そろそろデザインを変えてみたい
デザインを変えたいが、今までと同じ様なものに大金を叩くのであれば、新しいブランド品を買った方がいい。
大切な贈り物は金庫の中で忘れ去られていた…
全部のダイヤモンドも使って作り替えたい
以前のリングに使われていたバッケットカットのダイヤモンドも全て使って作り替えたいというご希望。
ZOOMにて打ち合わせをイタリアサイドとお話しし、この様なデザインとなりました。

こちらはお客様のご希望により、初めての試みで世界でも唯一のデザインとなります。
デザインを書き直し
このお話を伺った際に、横の指にあたるのではないかなと気になり再度書き直し。
ちょうどダイヤモンドの大きさと配置した位置が相性が良く、横の指にも当たらずほんとにすっきりしたデザインとなりました。

バケットカットのダイヤモンドはリングの側面に配置され、とてもドラマチックなデザインとなってます。
フルオーダーとは
実はこのお客様の希望を叶えるべく…
イタリアの彫金家にダイヤモンドが指の当たる位置やダイヤモンドが美しく見える設置レベルと留め方等幾度となく口論となり…
終いには
dimannging man `要求ばかりの‘男‘
俺のところで注文を受けず他で作成してくれ!
とまで言われてしまいました。
長年の友であるイタリア人の彫金家の職人さんですが、
いい加減には仕事請け負えないので、何度となく注文を確認し、ぶつかります。
フルオーダーは今までにないデザインの提案となるので、よくこういう事になります。
しかし、私の親が亡くなった際に一番にお悔やみを送ってくる程の付き合いです。
アリカコレクション以外でこの様な関係を築けている所はないでしょう。喧嘩してもわかってくれると信じれる友です。
だから我々は、日本の最高峰の小売店やお客様にも胸を張ってお薦めできるのです。
なるべくして出来上がるデザインのマジック
お母様が使用していた宝石がうまい形で新しいデザインにマッチした最高の仕上がりとなりました。
何もかもがうまくいく
そういうものは、
やっぱり偶然の産物であったとしても何かなるべくして出来上がった感じがこちらとしても嬉しい。
長年風呂敷に巻かれて使われなかった形見のエメラルド。
デザインが変わった事でまた出番が回ってきそうです。
しっかりこれからも新しいご依頼主様とともに素晴らしい思い出を作っていっていただきたいと心から思います。
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