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5月の渡航を思い出す。


前回スリランカに来た際、あまりにイベントが多く結局執筆を途中で辞めてしまった。


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これは、親父が50年前に撮ったスリランカの海。

50年前

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今。向こうに見えるのは中国🇨🇳が作った軍港埋め立て地。

ここは、政治の中心で過去に西洋人の侵略に抵抗したスリランカ🇱🇰象徴の場所ですが中国に明け渡した。

だから中国が悪いということではなく、時代が動いているのだ。


売り渡さなければいけないほど、借金をしたのだ。

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この海の辺りに昔より変わらず存在するホテルがある。


このホテルに初めてきた時に泊まり、スリランカの歴史を習ったのを昨日の様に覚えている。

「スリランカの海にもう一度行きたい」



と遺言を残して父はコロナで亡くなった。

その約束を果たしにやってきたのだ。

コロナを乗り越え、この海にまた帰ってこれたのだ。


親父さんの旧友は多く他界していたが、飲み友達フェザーさんには会えた。

私が初めて親父さんと訪れた20年が一瞬にして巻き戻された。

アンセルムさん、ザムさん…皆スリランカの経済界の大物だった。

20年前。

実は宝石売りには自分は向いてないと辞めようと思い日本から逃げて来た時に出会った海だったが、こうして20年宝石と共に続けてこれた。

この海の存在にどれだけ助けられたかと改めて気付く。

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ありがとう。

2023年8月

清水

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