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FECAROTTA COLLECTION

(非売商品)
『ムーア人のペンダント』
           /GIOVANNI MANETTI作 



どーですか?この迫力。イタリアジュエリー。
ブラッカムーア―のペンダントです

頭にはイタリアナポリ/サルディニア湾でとられたサンゴサファイヤ。そして胸元にはダイヤモンド
ほれぼれするコレクション(非売品)でしょ。

これが手づくり。イタリアの金細工師のおこせるマジック。
歴史と伝統が生み出した金職人のなせる業でございます。

なにより、技術もさることながら、この色の組み合わせを見てください。
「血赤サンゴ」と呼ばれる真っ赤な血の色をした日本産サンゴはこぞって、日本人や中国人が手に入れようとします。
しかし、イタリアの職人は自分たちの肌の色に合うサンゴ色。金とのバランス。サファイアの色目。
そういった美術感に力を注ぎます。

そして、エングレービングと呼ばれる、彫刻にて手彫りの文様を掘りこんでいく。
気の遠くなるような作業が目につきます。
良いものは誰が見ても良い。

模倣の中国物や日本の作家物では表現できない凄味がこのペンダントにはありますよね。


古の思いを馳せながら、おしゃれ楽しんでください。
こういうものを求めてください。

サンゴムーア人PENDANT


・ブラッカムーア
アフリカ大陸の北部。地中海に面した地域にすむ、世界でもっとの美しいと言われた人々を表されます。
12世頃、イタリアはヴェネチアがヨーロッパとアジアの文化、産業の拠点として栄え、多くのムーア人がイタリアに流れ込んだと言われています。
肌が浅黒いムーア人は、ムスリム(イスラム教徒)の象徴である金色の目立つ地金宝飾で身を固めその贅を尽くしました。
そのころ地元のヴェネチアンは、富を隠す事で課税を逃れるすべを知っておりました。
質素ないでたち、おとなしいトーンの装飾が主流でした。
金銀きらきら飾り立てたムーア人をヴェネチアンは、当時は妬みと軽蔑を込め、このようにきらきらに着飾った姿であらわしたのがこの人形の始まりです。




IMG_1528_20101025231444.jpg 
GIOVANNI MANITTI
フィレンツェを代表する金細工師。
フィレンツェに1000年続く、文豪ジョバンニ家の末裔。
フィレンツェでは、あまりに巨大になった体と似つかわしくない丁寧な作風や繊細な人柄から、
変人として親しみをもって呼ばれ歴代の多くの文化人、王室のお姫様、経済界の重鎮などから愛されています。



Salon D'ALIKA LIMITED KYOTO

SDA 






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