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「蛇のデザイン」考察

蛇に代表される爬虫類や昆虫などは、西洋ではとても人気のあるモチーフです。

フランスナポレオン皇帝時にエジプト遠征を達成し、「図録エジプト」を発行する事により。
古代エジプトプトレマイオス朝のモチーフが当時流行。この流れが宝飾文様として今日にまで続いていると思われています。

小生がよく訪問するイタリアでも、蛇は知の神様として特に医療関係の紋章として使われます。

「日本でも、白蛇をみると良いことがある。。。」なんて昔聞いたことがあるやら。

しかし、日本でこれを売るのはほんとに大変。なにせ、蛇に理解をしていただく事からの紹介ですから。


アンティーク相場では、蛇は2タイプのデザインに分類される。

● 「OUROBOROS ウロボロス」
しっぽを口にくわえ円状になった物。リングやブレスでよく見かけます。海外ブランドのカルティエ、ブルガリ、ブシュロンなどで最近見かけました。
意味は永遠や宇宙を意味するとの事。

IMG_3289.jpg 
ウロボロスのリング (k18WG.BLACK DIA RING made by GIMOR)
ん?
これは、蛇なのか???
在庫なので、よしとしよう。



・「CADUCEUS カドーシアス」 
ヘルメスの杖と呼ばれる。先端に2枚の羽根がある杖に、2匹の蛇が絡み合ったデザイン。
意味は、平和、商業、医術。

images (9)  CADUCEUS の紋章



かのビクトリア英国女王も、
「即位後最初の議会に蛇がコイル状に巻きついたデザインの腕輪を着用された。」
「夫アルバート公より贈られた婚約指輪は、蛇のデザインであった」 とのはなし。。。





SALON D'ALIKA KYOTO/ サロン・ド・アリカ 京都

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